シニア起業のすすめ|50代からでも遅くない「人生後半の働き方」の考え方

「その日」は、突然やってくる

「福さん。自分、合気道やめます」

よく一緒に稽古していた先輩から、そんな言葉を言われました。

理由を聞くと、

55歳で役職定年になり、収入が大きく減ったとのことでした。

「娘がこれから大学なんで…」

そう言って、少し寂しそうに話していたのが印象に残っています。

今、自分の周りでも

役職定年の話をよく聞くようになりました。

・55歳で役職定年、年収が2〜5割減

・60歳で定年、継続雇用はあるものやはり年収減

・年金は65歳から

これは、「これから起こるかもしれない話」ではなく

すでに起きている現実です。

でも、体力はまだある

55歳、60歳、65歳で仕事の区切りが

企業側からつけられるものの

実は60歳、体力はまだまだあります。

自分の感覚で言えば、30代の頃とそこまで変わらない。

合気道もできるし、旅行も行けるし、ゴルフも楽しめます。

周りの65歳前後の方を見ていても、

「まだまだ元気だな」と感じます。

つまり

時間も体力もあるのに、収入だけが減る

そんな状態が、これから普通に起こります。

では、どうするか?

ここで考えるべきなのが

「会社だけに依存しない」

という視点です。

シニア起業という選択

今の自分は

シニア起業は、おすすめできる選択肢だと思っています。

シニア起業をするとどうなるか

・好きな時期まで働ける

・収入が途切れない

・旅行やグルメを楽しめる余裕ができる

・社会とつながり続けられる

・日々の予定がある充実感がある

・自分の経験やスキルが活きる

・「まだ成長している感覚」を持てる

逆に、何もしなければ

・役職定年で収入が減る

・定年すれば仕事がなくなる

・急に時間が余る

・趣味だけでは物足りなくなる

・社会との接点が減る

・年金だけでは不安が残る

・「まだ動けるのに何もしていない」状態になる

これは、どちらが良い悪いではなく

「どう生きたいか」の問題だとも思います。

65歳から何もせずにダラダラしてたい!という選択も全然ありです。

自分には厳しいなーっと思いますが。

ただし、起業は甘くない

会社に依存しないためにも

起業して、定年の無い人生を目指すのはおすすめです。

ですが、起業が簡単にできるかといえば、

そんなことは絶対にありません。

起業の本を読んだから成功する

ノウハウを知ればうまくいく

正直、そんな事はありえません。

多くのシニア起業本に書いてある

「これまでの経験を活かせばうまくいく」

これも、そのままでは難しいと感じています。

シニア起業で大事なポイント

多くの人の人生が様々であるのに

画一的な起業マニュアルなど作成できるはずもありません。

ですが、起業して20年近くサバイバルを続けてきた自分が、

もし今、再度起業するなら

これは意識するというポイントを紹介してみたいと思います。

① お金をかけすぎない

シニア起業の場合、退職金をもらって始める人もいるかもしれません。

退職金があると、少し気が大きくなります。

でも最初は

「小さく始める」

これが鉄則です。

例えば

いきなりオフィスを借りる

いきなり大きな広告を出す

これはかなりリスクが高いです。

実際、自分の知り合いも、定年後書道教室を開こうとして

教室をいきなり借りておりました。

生徒もいないのに。。。

これは無謀です。

まずは、公民館などを使って、小さくスタートするべきでした。

実際その書道教室は、すぐに閉鎖されました。

まーでも、速い撤退の決断は、素晴らしかったですね。

さすが、長年ビジネスをしてきたシニアならではです。

② トライ&エラーの思考

最初からうまくいくことは、まずありません。

だからこそ

何度も試せる設計にする

これが大事です。

お金をかけすぎないにも通じますが

予算が同じでも

3万円で10回試すのか

30万円で1回勝負するのか

この考え方が重要です。

10回試しながら改善していけば、

30万円の一本勝負とは大きく結果が変わります。

③ お客様がすべて

結論はシンプルです。

お客様がいれば、ビジネスは成立します。

・誰がお金を払ってくれるのか(お客様は誰か?)

・どうやって集めるのか(マーケティング)

ここを考えないと、成立しません。

逆に言えば

お客様さえいれば、どんなビジネスも続きます。

いきなり起業しない

これも大事なポイントです。

おすすめは

3〜5年の準備期間

準備としてやるべきことは

・読書(思考力をつける)

・考える時間を確保する

・マーケティングを学ぶ

・副業でテストする

あたりでしょうか。

50代は忙しい人が多いと思います。

ですが、まずは読書(年100冊)の習慣を身につけ、

会社の近くのカフェで毎朝1時間考える時間を取るなど

新しい習慣を取り入れてほしいと思います。

例えば副業で

・ブログやnote、X、インスタ

・小さなサービス提供

・メルカリなどでの販売

などを始めてみてはどうでしょうか。

月5万円でも稼げれば、かなり大きな一歩です。

実際、ブログで月5万円を稼げる人は、10%もいないと思います。

ですが、副業を始めることで、新しい学びや気づき、起業のネタが拾える可能性があります。

世の中は変わる。でも、自分はどうするか

これからの30年で

AIは想像の斜め上の進化をして、

人が働かなくてもいい社会になるかもしれません。

企業も実際の年齢ではなく「実質年齢」で

人を採用する時代になる可能性もあります。

同じ60歳でも

実質30歳の人と実質70歳の人が

採用で区別される未来もあるかもしれません。

20代が50代になる頃には

今の「定年」という概念自体が

なくなっているかもしれません。

世の中がどう変わるかは、正直わかりません。

でも

どんな時代でも、自分の人生を自分で設計できるか

これが大事だと思っています。

まとめ

シニア起業はおすすめではありますが

誰でもできるものではありません。

ネクストキャリアとして

シニアから転職という選択もありだと思います。

結局は

どんな人生を生きたいか

ここに尽きると思います。

シニア起業は

人生後半を自分で選び直すための手段です。

いきなり起業しなくてもいい。

でも

考えること

準備すること

小さく試すこと

ここから始めて、

シニア起業という手段を手に入れるのはどうでしょうか。

人生後半は、思っているより長いです。

そして、思っているより体力もあるし、自由です。

自分は57歳ですが、

65歳、いや75歳まで

武道も旅もグルメも全力で楽しもうと考えています。

人生後半の時間をどう使えるようになるかは

今の自分の選択にかかっています。

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