難しい起業本より役に立った一冊|たこ焼き屋はなぜ最強なのか?から考えたこと

本屋で、2冊の本が並んでいました。

一つは、いかにも“しっかりした起業の本”という感じの分厚い本。

もう一つは、たこ焼き屋はなぜ最強なのか?――いちばんわかりやすいスモールビジネスの教科書という本です。

ぱっと見で「ちゃんとしている」のは、前者です。

タイトルも堅いし、内容も深そうに見える。

グラフや表もたくさん載っています。

一方で「たこ焼き屋」のほうは、少し軽く見える。

正直、最初は自分もそう思いました。

ただ、「結果的に役に立つだろうな」と感じたのは、たこ焼き屋の本のほうでした。

本の良し悪しではなく「自分との相性」

この違いは、本の良し悪しではなく、

「今の自分にとってどちらが合っていたか」ということだと思います。

自分は「起業を研究する人」ではなく、

「起業して、実践し続けてきた人間」だからです。

そう考えると、体系的に学ぶことももちろん大事ですが、

それ以上に「すぐに動けるかどうか」の方が重要になってきます。

自分の考えと重なったポイント

たこ焼き屋の本はとてもシンプルでした。

お金をかけない。

小さく始める。

失敗を前提にする。

利益をしっかり出す。

書かれていることは、特別なことではありません。

むしろ、どこかで聞いたことがあるような内容です。

ただ読みながら思ったのは、

「ああ、自分が普段考えていることとほとんど同じだな」ということでした。

自分なりに大事にしているポイントが5つあるのですが、

それとほぼ重なっていたんですよね。

せっかくなので、自分なりに大事にしているポイントも書いてみます。

自分が大事にしている5つです。

・お金をかけない。初期費用、在庫、固定費、マーケティングを極限まで削る。

・利益を意識する。しっかり出すことを考える。

・失敗することを前提に置く。とにかくやってみる。小さく試す。

・撤退基準を明確にする(新規事業、新商品の場合)。

・考えて考えて、考える。絶対にうまくいく方法はない。本を読んでも見つからない。

話は戻りますが、「たこ焼き屋」の本で、正直、新しい発見というより、

「やっぱりそうだよな」と確認している感覚に近かったです。

本の読み方は変わってきた

自分自身、20年近くひとり社長をやっていますが、

うまくいく方法を探して、本はずっと読んできました。

昔は、「この1冊を読めば成功できる」

そんな本を探していた時期もありました。

ただ、やっぱりないんですよね。

そういう本は。

今は読書する時、

読んで、自分なりに解釈してみる。

そこから何かヒントを得て、少し試してみる。

またうまくいかなければ、考える。

そんな使い方になっています。

本は答えではなくて、

考えるための材料に近いのかもしれません。

シンプルなことしか実行できない

今回の本を読んで、あらためて思ったのは、

人は、結局シンプルなことしか実行できない、ということです。

あまりにも複雑なことは、理解はできたとしても、

実際の行動にはなかなか落とし込めません。

だからこそ、物事はできるだけシンプルに考えて、

シンプルに組み立てて、シンプルに行動する。

それが一番現実的なんだと思います。

例えば、起業する時、とにかくお金は使わない。失敗を前提に考える。

この2つを意識して、行動してみてください。

それだけで、選択すること変わってくると思います。

まとめ

難しい本の中に、重要な考え方があるのは間違いないと思います。

ただ、それをそのまま使えるかというと、また別の話です。

結局のところ、

自分が理解できて、実行できる形に落とせるかどうか。

そこが一番大事なんだと思います。

だからこそ、

シンプルに理解できることを大切にする。

シンプルに考えて、シンプルに行動する。

その積み重ねのほうが、

結果としては大きな差になるのかもしれません。

本を読むときも、

「正しいことが書いてあるか」ではなく、

「自分が動けるかどうか」で選んでみる。

そんな基準も、あっていいのではないかと思います。

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