福ちゃんさー、もっと本読んだほうがいいよ。読書量が全然足りてない。
今でもはっきり覚えています。
32歳の頃、リクルートで営業をしていた時、飲み会の席で尊敬していた先輩に言われた一言です。
正直、少しカチンときました。
自分では、それなりに本を読んでいるつもりだったからです。
当時の読書量は、年に20冊くらいでしょうか。営業に悩んでいたこともあり、自己啓発本や営業本は読んでいました。
それでも、先輩から見ると「全然足りてない」らしい。
その時はお酒も入っていたのでしょう。
売り言葉に買い言葉で、ついこう言ってしまいました。
「じゃあ、年間100冊読みます。」
自分で言っておきながら、内心は
「できるのか?」と思っていました。
月に8冊ちょっと。
週に2冊です。
営業の仕事も忙しい。
家庭もある。
どう考えても簡単ではありません。
最初の1年は正直きつかった
実際、最初の1年はかなり大変でした。
月8冊のノルマを達成するために、
日曜日の夜にまとめて読むこともありました。
本屋でページ数の少ないビジネス書を見つけては
「ラッキー」と思って買ったり。
読みやすい小説も、読書ノルマに入れていました。
常にカバンの中に本を入れておき、
電車の移動時間や休憩時間に読む。
ときには、妻とスーパーに買い物に行ったとき
カートを押しながら本を読んでいたこともあります。
今思うと、少し異常だったかもしれません。
2年目から意外に楽になりました
1年目をなんとか達成すると、不思議なことが起きました。
2年目から、読むスピードが一気に上がったのです。
それまで「頑張って読んでいた」のが、
自然に読めるようになりました。
そして、ある時期から
自分の頭の中が変わっている感覚が出てきました。
営業会議でも、話の流れを見失わない。
物事を論理的に考えられる。
自分の考えを言葉にできる。
今振り返ると、
「脳が鍛えられている」
そんな感覚でした。
営業成績も変わり始めた
読書の影響かどうかはわかりませんが、
仕事にも変化が出てきました。
それまで
「目標は達成するけど、突き抜けない営業」
だったのが、
少しずつ成果が出るようになりました。
そして数年後、
支社長賞
MVP
トップ営業
といった表彰を受けるようになります。
読書が人生の基盤になった
その後も読書は続き、
独立を意識し始めた頃には、
年間300冊以上
読む年もありました。
起業してからは、楽しいことばかりではありません。
むしろサバイバルに近い時期もありました。
それでも
「これだけ読書を続けてきた自分が、うまくいかないはずがない」
という、よくわからない自信がありました。
今思えば、この感覚はとても大きかったと思います。
人生は少しずつ変わる
読書を始めたからといって、
人生が一瞬で変わるわけではありません。
ただ、少しずつ確実に変わっていきます。
考え方が変わる。
行動が変わる。
習慣が変わる。
その積み重ねが、
気がつけば人生を変えている。
私はそんな感覚を持っています。
読書の話はまだまだあります。
・どうやって100冊読んでいるのか
・おすすめの読書法
・読書が人生に与えた影響
などについても、別の記事で書いていこうと思います。
